短い上半期の近況報告: 大学数学の勉強をはじめました

 大学数学の勉強をするため、ある数学科にお邪魔している。周りは皆すでに好きな数学の分野を一人一人持っていたり、すでに〇〇論のテキストここまで終わったあ!と嬉々としてみんなに共有し、周りもそれをすご〜い!私もこの前ここやった〜と嫌味なく喜んでいる。数学が好き!という感覚を今の今まで抱くことがなかったので、こうした光景は見ていて心地の良いアウェイ感を抱く。ただ、こちらもわからないなりにそれを開示して、さらにこんなテキストを使ってて書き方がちょっと教科書と違うんだ、という話をすると喜んでおすすめテキストを教えてくれる。一緒に勉強しているのだという意識が持てて、なんとか追いつこうという気持ちになる。

 ただ、高校数学の知識が高2時点で止まっているので、数学を強みとして大学受験をくぐり抜けてきた猛者たちにとって当たり前の知識がない場面が多いのが悩みの種だ。二項定理がなんなのか、三角関数とはどんなものなのかがわかったのはこの2週間くらいだ。線形代数はまだ逆行列がかろうじて計算できるので、証明もTAさんに教えてもらって少々できるようになった。微積はいろんなテキストの同じ内容を比較することで、わかることも増えてきた。

 やっぱり初めから数学が好きで取り組んできて、親御さんも数学大好き!仕事も数学めちゃ使います〜という人には勝てないが、そもそも大学って勉強で勝とうとする場ではなかったな・・・・と思い始めた。まあ、後期からは統計学の基礎講座も受けられるし、うわ〜なにこれ見たことないむずかし〜!みたいなジャンルにも挑戦できる足場を作れたので、前期でチャレンジしてみてよかった。あと、近所のうどん屋がありがたい値段でおいしい天ぷら付きのうどんをたらふく食べさせてくれる上に、好きなコンビニも、駄菓子屋のように飲み物を選べる楽しいコーヒー屋さんもあるので食事が1日??回に増えそうだった。危なかった。

 あとは鳥貴族にはまり、塩ハツでハイボールを飲み、軟骨あげをかみかみしながら釜飯を待つのが最近のご褒美だ。特に山椒をたらふくかけていただく軟骨あげは、元々も味付けが濃いのもあって、他のメニューにない味を足せるのがいい。どの料理も味が濃いが辛味が少ないので、こうしてシビシビ系を最初に頼んでちょっとずつ間に挟んで箸休めにするのが好きなのだ。

 後半から数学の話をしなかったが、まあなんとか追いつけるように日々iPadで無料のgood notesで問題を解いている。そろそろ3ヶ月経ち、一科目200ページに近づいてしまったので、フルバージョン版を買わないと見づらい。